国家資格を得るまでの流れ

チーム医療だと理解する

臨床工学技士の詳しい仕事内容

病気が原因で、自分の力で血液の循環や呼吸ができない患者がいます。
そのような患者のために、生命維持管理装置を安全に操作したり、管理したりするのが臨床工学技士の仕事だと覚えておきましょう。
重大な病気を抱えている患者にとって欠かせない存在ですが、1人で全ての治療を担当するわけではありません。
他にも医師や看護師といった医療スタッフと協力して、病気に立ち向かっていきます。

また臨床工学技士は繊細な装置を扱うので、手先が器用で、機械の扱いに慣れている人が向いていると言われています。
さらにどのような時でも、冷静に対処してください。
装置に不具合が起こっても、その時にパニックになると、正しい対処ができなくなってしまいます。

医師や看護師と関わろう

どんなに豊富な知識を持っており、技術の高い人でも、コミュニケーション能力が不足していると、患者の治療に携わることはできません。
他の医師や看護師と意思疎通ができないと、患者の命を危険にさらす危険があります。
患者を危険にさらした場合、病院の信用問題に関わるので、そのような臨床工学技士は、どこも採用してくれません。
つまり、これまでに培ったスキルを活かせなくなってしまいます。

学校で勉強したことが無駄にならないように、些細な情報でも他の人と共有してください。
人見知りをする人は、学生のうちに解消しましょう。
人と話すことが苦手でも、それは患者の治療を遅らせて良い理由になりません。
すばやく、的確に治療を進められるようにしてください。